エイジングによる口の渇水

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そんなエイジング病の一つに「ドライマウス」という病気があるのをご存じですか。
このドライマウスは、正しくは『口腔乾燥症』と言い、厳密にいうと疾病ではありません。
これもまたエイジング病の一つである歯槽膿漏、今は歯周病っていうのかなぁ、あれもそうなんですよね。
肌に潤いがなくならないよう、一生懸命お手委入れするのと同様、お口の中にも潤いがなくならないよう、しっかりとケアしたいものです。

エイジングは嫌な事ばかりではなく、楽しむ事も十二分に出来ます。
けれどドライマウスになると、食事や会話に大きな支障を来します。
例えば、糖尿病や脳梗塞、そして鬱病などなど、どれも中高年がいつ見舞われてもおかしくない病気ばかりですからね、ドライマウスは意外と怖い現代病だと言われるんです。

エイジングとともに肌の渇水を気にする人は大勢いても、加齢とともに口の渇水を気にする人は案外少ないのではないでしょうか。
ドライマウスになると、食べ物が美味しくなくなったり、うまく噛めなかったりして、そこからまた別の病気を引き起こす事もしばしばなんだそうですよ。
その名の通り、口の中が渇水によって乾燥するもので、原因は様々ですが、エイジングが引き金になっている事も少なくないとされています。
何故なら、我々の口内は、唾液によって消毒されているからで、エイジングとともにどうしても唾液の分泌は衰えがちになってしまいます。
ただし、エイジングを楽しむためには、何でも美味しく食べられて、いろんな人といろんな会話が出来なければなりませんよね。
また、中高年の女性に多く見られるシェーグレン症候群や更年期障害の症状の一つとしても有名です。
決して重大な病気のサインでなかったとしても、立派なエイジングによる傷害の一つと言えるでしょうね。
中高年のこうした疾病や症状に特化した研究、エイジング医学は、昨今大きな注目を集めています。
まあ、日本は今や世界一の長寿国ですから、当然と言えば当然でしょうね。
一時的な場合も多く、例え慢性化しても、きちんとケアすれば改善します。
ただ、このドライマウス、エイジングとともに発症率の増すいろいろな内臓疾患や脳の病気、そして、心疾患のサインになっている事も珍しくないんですよね。