小児ぜんそくの発作

小児ぜんそくは発作がいつ起こるか分からないので、子供一人で遊びに行かせるのはおろか、子供を連れて外出するのも不安になりますよね。
小児ぜんそくの発作は大抵の場合、アレルゲンを吸い込んだ時に起こります。
小児ぜんそくのアレルゲンには、ハウスダスト、花粉、動物の毛、抗生物質など色々ありますが、子供によってアレルゲンは異なります。
例えば、小児ぜんそくを患っている子供が使う寝具は常に清潔に保ちます。
また、たばこの煙や香水などが小児ぜんそくの発作の原因となるこもあるんです。
これらの小児ぜんそくの要因は日常生活において接触しやすいので、完全に生活から除外することは難しいかも知れませんね。

小児ぜんそくの発作はこのように、いつでも、どこでも起こりえるといえます。
小児ぜんそくで使う吸入器というと大きくてかさばるイメージがありますが、最近では小型で小さめのバッグでもすっぽり入るものも出ているんですよ。

小児ぜんそくはひどくなると慢性化しやすい疾患と言われています。
小児ぜんそくを持った子供の親は何かと大変ですが、多くの子供は小学校に入る頃には症状が落ち着いてくると言われています。
そうならないためにも、普段から小児ぜんそくの発作を予防する努力をしたいですね。
寝具には小児ぜんそくのアレルゲンとなるダニが繁殖しやすいので、ダニ防止カバーを使うなどの工夫が必要です。
どんな場面でも小児ぜんそくの発作に対応できるように、ステロイドや気管支拡張剤と吸入器を常に携帯するのが安心です。
今まではアレルゲンを吸い込んだ時だけ小児ぜんそくの発作が起きていたのに、最近は発作が治まっても咳や痰が続く、というのは慢性化している証拠。
小児ぜんそくを発症してしまったら正しい知識を持って適切に対応したいですね。