自律神経に漢方薬

それに対し、東洋医学は、そこに続く気の流れを正常にする事で様々な部位の様々な不具合を改善して行きます。
ただ、東洋医学の最大のメリットは、具体的な原因や症状を明確に区分しなくてもいいというところです。
故に、人によってその原因も症状も大きく異なり、しかも中々明確にしにくい自律神経系の不具合には適していると言えるようです。
そして、今も昔も自律神経のバランスを整える漢方薬は大人気という訳ですね。自律神経をやられると、様々な不定愁訴が現れますが、西洋医学では原因が明確にならない以上、完璧な治療法がないというのが現実のようです。
実際、漢方の服用で自律神経失調症を克服したという人も多いようですよ。
空気が綺麗でストレスなんて殆どなかった大昔には、自律神経失調症などという病気も存在しなかったはずです。
このように、自律神経系の疾患は、非常に個人差が大きいため、効果を発揮する漢方薬も随分違って来ます。
が、しかし、王朝時代の中国では、上流階級の人々は常に心身ともに苛酷な状況にあり、自律神経をフル活用していたと思われます。
従って、更年期障害などに悩む女性にはいいのかも知れませんが、男性には効かない可能性もありますね。
当然、東洋医学だって、時代の流れに合わせて発展して来たはずでしょうから、その過程でそういう漢方が登場して来たのかも知れません。
そこで、按摩や鍼灸といった治療や漢方薬が思いの他効果を発揮する事も珍しくないようです。
ただ、そういう面から見ると、そんな自律神経の乱れに中国4000年の歴史の漢方薬が効くというのも面白い話ですよね。

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