癌ワクチンの病院選び
癌ワクチン、つまり癌の病原体の毒性をなくしたものをワクチンとして体内に入れ、抗体を作る治療法です。
癌ワクチンと一言で言っても、実は様々な種類のワクチンが存在するのですね。
ペプチドワクチンと呼ばれる癌ワクチンは、手術や放射線治療などを行った上で再発したり、また進行癌の患者に使用されます。
患者自身の癌細胞を使用するため、自家癌ワクチンは、副作用も少なく、また効果的に癌細胞を攻撃することができるとして注目を集めています。
癌ワクチンの中でも私が最も気になったのは、自分の癌細胞を使って作るワクチンです。
ブログやサイトなどでは、癌ワクチン治療の受けることのできる病院や研究施設が紹介されています。
ペプチドワクチンは病院に入院するのではなく、週に1度通院し、注射を行う癌ワクチン療法です。
実際にはまだ全ての患者に効果がある癌ワクチンではないため、多くの病院や研究施設で研究、治験が行われています。
癌ワクチンは、病院で通常の治療を行ったにもかかわらず、効果が出ない患者が対象となります。
また、現在研究段階の癌ワクチンが多く、全ての病院で治療が受けられるのではないようです。
また、どの治療法でも同じですが、病院によって得意としている分野があるので、癌ワクチン治療が得意な病院を探すのが良いのではないでしょうか。
これまで自家癌ワクチンの作成には、どのように癌細胞を患者から取り出すかが問題だったのですが、手術で切り取った癌細胞を使用することができることが分かりました。
手術の際に残ってしまった小さながん細胞も自家癌ワクチンは破壊することができ、再発や転移の防止にも効果が期待されます。
