エイジングの医学研究所
厳密に言うと、アンチエイジングというのは時計の針を戻すという意味で、ストップ・ザ・エイジングという訳ではないんですよ。
恐らく、老年学とも呼ばれるエイジング学の一種だとは思うんですよ、所謂ジェロントロジーね。エイジングというのは、文字通り、年齢を加える事、つまり年を取る事なのですが、日本では美容的観点からとらえられる事も多いですよね。
早い話、ある程度の年齢の頃の肉体や頭脳を取り戻し、キープしようというものです。
エイジングを美容的観点からとらえるのも大いに結構なのですが、医学的観点からとらえる事もとても大事ですよね。
うちの母親なんかも、一生懸命塗ったり貼ったりしていますよ、ナイトクリームだのフェイスマスクだのって言ってはね。
むろん、時の流れとともにエイジングを重ねていくのを、ただじっと指をくわえて見ているのは絶対よくないですからね。
実際に欧米では、エイジング医学と呼ばれる学術部門が存在し、日々様々な研究が行われています。
アンチエイジングも実はそこから出た言葉で、医学的観点からとらえるのが基本なんですよ。
昨今では日本でも、このエイジング医学を研究する専門施設が少しずつ増えて来ています。
ただ、いくら見た目が綺麗でも、体が元気でなかったら、それは上手にエイジングをこなしているとは言えないでしょう。
エイジングによる肌の衰えだとか、抜け毛だとかっていう感じで、アンチエイジングを謳ったコスメが沢山出ています。
あっ、ジェロントロジー というのは、年齢を加える事によって生じる諸問題を研究する学問領域の事です。
エイジング学の中でも最も重要な部分だから、それに特化した研究所の活躍に期待せずにはいられないですよね。
私ももう来年は40代突入だからなぁ、親父臭を筆頭に、いろいろ気になり始めるんだろうなぁ。
