逆子治療のおきゅう

また、妊娠10ヶ月で赤ちゃんが大きくなってから逆子を直す場合は、おきゅうで治すにしても注意が必要です。
それでも治らなかった場合は、おきゅうも試してみる価値はあるでしょう。
逆子は、頭が上で臀部が下といった状態の赤ちゃんのことで、足を折りたたむようにして臀部が下に来ている場合は、病院によっては自然分娩で生むことができるでしょう。
おきゅうで逆子を直す場合は、必ず担当医師に相談してから行ってくださいね。

おきゅうをする時期ですが、妊娠8ヶ月ぐらいになれば、いつ生まれてきても大丈夫というところまで赤ちゃんは育っているので、この時期が良いかもしれません。
赤ちゃんが大きく育っていて、尚且つ、お腹の中に回転するスペースがあるという状態のときが、おきゅうをするベストタイミングでしょう。
いくらおきゅうを使っても、赤ちゃんが回転するスペースがお腹の中に少なく、直る確率が低くなってしまうのです。
あまりにも早くにおきゅう治療をしてしまって、それが刺激となって早産になってしまっては、帝王切開で出産するよりも、赤ちゃんにとってリスクが大きいように思います。

おきゅうではなく、体操で治す、あるいは横向きで治すといった場合は、体操が激しすぎて早産するといったことは考えにくいです。
なぜおきゅうで逆子が治るのか、その理由というのは解明されていないようです。
逆子のままだと帝王切開になる確率が高くなるので、体操をしたり、右側を下にするようにして横向きに寝てみたりと、妊婦は必死ですよね。
この時期は、逆子と診断されても自然に直る場合も多いので、おきゅう治療のことなどを考えず、ママはゆったりとした気持ちで出産を待つことが大切でしょう。
妊娠5ヶ月、6ヶ月健診ぐらいのときに逆子であっても、その後赤ちゃんは活発にお腹の中で動き回りますから、おきゅう治療のことをそれほど考えなくても良いと思います。